脈が弱い 治療

脈が弱い原因と治療について

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脈を測定するときは、親指の付け根周辺にある橈骨動脈という血管を、三本の指で押さえて測定します。
この際、脈が弱い場合があり、なかなか脈を感じ取ることが難しい場合があります。
脈が弱くなる原因は様々です。
肥満症の方や生活習慣病の方の一部は、非常に腕の皮下脂肪が厚くなっている場合があります。
このような場合、脈の振動を感じ取る事が難しく、脈が弱いことになります。
高齢者に多い症状に脱水があります。
脱水は血液中の水分が減少した状態で、血液の量が減ることにより、血圧が下がります。
そのため、脈を感知しづらい場合が多いです。
腎疾患がある方は尿が必要以上に作られる場合があります。
その場合は、脱水と同様に血圧が低下して脈が弱いと感じられます。
更年期障害などに多い自律神経失調症は、末梢血管を広げる場合があります。
末梢血管が広がることで、体の太い血管の血液が末梢に移動してしまい、結果として橈骨動脈の脈が感じづらくなります。
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脈が弱い原因として、非常に危険で治療が必要な疾患があります。
心房細動という疾患です。
心房とは心臓の上の部分のことで、この心房が正常より非常に頻回に動いてしまう疾患が心房細動です。
心房細動の危険な点は、そのままにしておくと心臓が機能低下を起こし心不全を発症する可能性があることです。
もう一つは心房細動は血栓という血の塊を心房内で作り出してしまい、それが脳に流れていった場合、脳梗塞のリスクがあるということです。
心房細動の治療方法は、抗血栓薬による血栓の予防が基本です。
しかし改善が見られない場合は電気的除細動やカテーテルアブレーションが必要になります。
電気的除細動とは、心臓の筋肉に直接電気を通すことで、心臓のリズムを調節しようとする治療方法です。
カテーテルアブレーションとは、足の付け根にある大腿動脈にカテーテルを挿入して心臓までそれを伸ばし、治療が必要な心臓の部位に対して、カテーテルの先端から高周波を出して目標部位を焼灼する治療方法です。
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