不整脈 運動制限 治療

不整脈がある方の治療と運動制限について

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不整脈は、脈が正常より速くなる頻脈と脈が正常より遅くなる徐脈、脈のリズムが不安定になる期外収縮があります。
これは不整脈をリズムの打ち方で分類した捉え方です。
不整脈の原因は様々で、例えば頻脈になる疾患として心室細動や心房細動などがあります。
心臓は4つの部屋に分けられ、そのうち上の二つの部屋を右心房、左心房と呼び、下の二つの部屋を右心室、左心室と呼びます。
心室細動は下の部屋が、心房細動は上の部屋が正常より速く動く疾患です。
これらの疾患の治療は、頻脈の場合、カテーテルアブレーションといって、心臓の筋肉の一部を焼くことにより治療します。
徐脈の場合は、ペースメーカーという医療機器を心臓に埋め込んで治療します。
ペースメーカーは心臓が動くときに必要な、電気的なシグナルを正常に調節する働きがあります。
期外収縮の場合は治療方法は多様で、基本的には血の塊が心臓の中で作られないようにするために、血をサラサラにする抗凝固薬が予防的に使用される場合が多いです。
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不整脈の治療として、運動制限もあります。
この場合、運動制限がどのくらいになるかを見極める負荷心電図検査が必要になります。
負荷心電図検査は、マスター法、トレッドミル法、エルゴメーター法という検査方法によって運動時に、不整脈がどのように起こっているかなどを検査します。
マスター法は、運動後の安静時の心臓の動きを調べる検査です。
一段だけの階段昇降を何度か患者にしてもらい、その後の脈拍などを調べます。
トレッドミル法とエルゴメーター法はどちらも運動時の心臓の動きを調べています。
トレッドミル法は、ウォーキングマシーンの上を歩き、その間の心臓の状況を調べます。
エルゴメーター法は自転車のような装置に座ってペダルをこいでいるときの心臓の動きを調べます。
これらの検査により、運動時にどの様に不整脈が起こっているかを知ることができ、同時に運動制限の程度を判定できるのです。
ただ実際には運動時ほど心臓の状態が安定し、逆に平常時の方が心臓が安定しないといった場合もあり、これですべての運動制限を決定できるわけではありません。
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